アイデアは才能ではなく、技術です。
アイデアを持ち寄りましょう、と言われた会議が間近に迫っているのに、何ひとつ思い浮かばないで気が重い。そんな経験はありませんか。
考えていないわけじゃない。考えているのに浮かばない。
私もずっとそうでした。アイデアを出すのが本当に苦手だった。でも、あるとき気づいたんです。アイデアが出ない原因は「ひとつの正解を探してしまう」ところにある、と思うのです。
私たちは学校教育のなかで、複数の選択肢からひとつを選んだり、○×をつけたりと、正解がひとつしかない問題に答え続けてきました。だから、問題や課題って、ぜんぶそんなものだと思ってしまっている。
でも、アイデアに正解はありません。大事なのは、いったん正解探しは置いておくということ。そして、方法を学ぶこと。アイデアは才能ではなく、技術なのです。
Queの研修は、この信念のもとに設計されています。
教科書からではなく、現場から。
Queの研修プログラムのベースにあるのは、代表・仁藤安久の著書『言葉でアイデアをつくる。』(ダイヤモンド社)で体系化したメソッドと、10年以上にわたる企業内研修の実践知です。
ただし、本に書いてあることを教えるだけではありません。私たちが日々のクライアントワークで使っている思考法やフレームワークを、そのまま研修プログラムに転換しています。教科書から持ってきたメソッドではなく、実際の企画現場で鍛えられた方法論です。
もうひとつ、大切にしていることがあります。それは「言葉」を武器にすること。ポストイットに書く一行、ホワイトボードに描く一文。言葉は、最も速く、最も安いプロトタイピングツールです。この道具の使い方を、徹底的にトレーニングします。
プログラム
デザイン思考・アイデア創出研修
課題の発見から、発想、言葉によるプロトタイピングまで。「アイデアを出せ」と言われても出せない——その壁を、構造的に乗り越えるための実践型プログラムです。
ピカソは13,500の絵画を描きました。エジソンは1,093の特許を取りました。その中にゲルニカがあり、電球がある。どんな領域でも、成功の必要条件には生産性を高めることがベースにある。アイデアも同じです。量が質を生む。その方法を、体験しながら身につけます。
クリエイティブシンキング研修
広告やデザインの世界で培われた「考え方」を、ビジネスの現場に持ち込みます。
たとえば、コップの水滴問題。テーブルに丸い輪っかがつくのがストレスなら、「水滴がつかないコップ」をつくればいい。でも、それだけが解決方法ではありません。グラスの底面を工夫して、水滴が桜の花びらの形になるようにしたデザイナーがいます。邪魔に思えた水滴を、楽しみに変えた。「ひっくり返さない課題解決」です。こういう視点の転換を、実践を通じて鍛えます。
DX人材育成
技術の話ではなく、「デジタルで何を実現したいか」を構想する力を育てます。金融機関をはじめとするDX推進のための人材開発。アイデア創出×デジタル戦略の組み合わせです。
発信力・ライティング研修
社員一人ひとりの「書く力」「伝える力」を高めます。言語化は、つい、ロジカルなことだけを重視しがちです。しかし、レトリックや日本語表現にも注力すれば、もっと強くなっていく。社内報、SNS、プレゼン資料。あらゆるビジネス文書を「読み手が動く言葉」に変えるためのトレーニングです。
チームビルディング・ワークショップ
課題に応じたワークショップを設計・実施します。ただし、「権限移譲がいい」という病には気をつけています。現場に任せることが現場のモチベーションになるとは限らない。任せられた側がハッピーかどうか。その視点から場を設計します。
実績
金融機関、通信、食品、住宅設備、百貨店、自治体など、のべ50社以上で実施。
- 大手金融グループ — DX人材育成プログラム(年間・全6回)
- 大手通信企業 — 新規事業アイデアソン(2日間集中)
- 地方百貨店 — 全社員向け「発信力」研修(10年継続)
- 食品メーカー — ブランドマネージャー向けクリエイティブシンキング
書籍
『言葉でアイデアをつくる。』(ダイヤモンド社)
アイデアは才能ではなく、技術。「9マス」をはじめとする発想フレームワークと、言葉でアイデアをかたちにするプロセスを体系化した一冊です。研修プログラムのベースになっています。

研修のご相談
課題やご予算に合わせて、プログラムをカスタマイズします。「こんなことはできますか?」という段階でもお気軽にどうぞ。