カルチャーブック制作(文化を言語化する)

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強いのは分かる。でも、なぜ強いのかは説明できない。

「うちは人がいいんです」「風土ですかね」。会社の強さを聞くと、多くの場合そういう答えが返ってきます。嘘ではありません。ただ、その言葉のままでは採用の場に立てないし、新しく入った人がその通りに動けるわけでもない。

強さは、たいてい言葉になっていません。それでも、たしかに引き継がれてはいます。判断に迷ったとき上司が何を優先したか。うまくいかなかったときに誰がどう振る舞ったか。誰も口にしないのに全員が守っている線。後から入った人は、それを見て覚えていきます。

言葉を介さずに伝わっているから、強い。同時に、言葉になっていないから、増やせないし、外に届かない。

理念をつくる仕事とは、別の仕事です。

理念策定が「こうありたい」を決める仕事だとすれば、カルチャーブックは「こうなっている、だから強い」を記述する仕事です。まだ無いものを立てるのではなく、すでに在るのに見えていないものを、見える形にする。

だから進め方も違います。会議室で言葉を選ぶのではなく、社員に話を聞くところから始めます。ただし「御社の強みは何ですか」とは聞きません。その問い方では、会社案内に書いてあることが返ってくるだけです。聞くのは具体的な出来事のほう。いちばん苦しかった案件は何か。そのとき何を捨てて何を守ったか。他社から来た人が驚いたことは何か。判断の現場を語ってもらうと、本人も気づいていなかった基準が言葉になって出てきます。

五つの層に、並べ直す。

集まった言葉は、そのままでは束になりません。だから構造にします。社会に対してどういう態度をとっているのか。何をつくれるのか。どうやってつくるのか。誰と組んでいるのか。それを支える組織と個人はどうなっているのか。層に分けて並べ直すと、バラバラだったエピソードが「だから強い」の因果でつながります。

この構造ができると、一冊の本になるだけでなく、採用資料にも、研修の土台にも、社内報の連載にも展開できます。強さの地図が一枚あるかどうかで、その後のコミュニケーションの精度が変わります。

制作の概要

対象 理念は定まっているが、それを支える「強さ」が言語化されていない企業
主な進め方 独自の質問設計にもとづく社員インタビュー → 五層への構造化 → 原稿執筆 → 冊子化
インタビュー 6〜8名程度(規模により4〜12名)
期間 4〜7ヶ月(標準5ヶ月)
成果物 カルチャーブック(A5判・30〜40ページ程度)/カルチャーマップ(1枚図解)
主な用途 採用の最終選考、インナーブランディング、研修の土台
位置づけ ブランド深化ロードマップの Stage 2「文化言語化」

事例

→ ソフトウェア企業のカルチャーブックを企画・制作

→ インナーブランディング(組織に機能させる)について詳しく

ご相談

「文化を言葉にしたいが、どこから手をつければいいか分からない」という段階でも構いません。まずは今ある言葉と、まだ無い言葉を一緒に見分けるところからお話しします。

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