間宮のコラム まみこら vol.1
“Que” はじまります

間宮 洋介

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問い続けることは、考え続けること。社名に込めた想いを書いてみました。

“Que” はじまります

こんにちは。株式会社Que 代表の間宮です。すでにもうお仕事でご一緒させていただいている方々にはご挨拶させていただいておりますが、電通より独立してから2回目の桜が東京をピンクに染め尽くした2018年4月1日、株式会社 Queは本格始動しました。まずはお世話になった方々、支えてくださった方々に御礼を申し上げます。ありがとうございます。

“Que” って名前はどこからきた?

会社を立ち上げる時、どんな会社にするべきか、メンバーとともに話し合いました。自分たちは有名になりたいのか?世界を電撃的に変えたいのか?お金を稼いで贅沢したいのか?志を持つ誰かを支えたいのか?いや、だれかを支えるだけでいいのか?本当はなにをやりたいのか?なにをすべきなのか?自分たちのこれからのことを考えるとき、出てきたのは“問い”ばかりでした。明確にゴールがあるならそこに向かえばいい。でもゴールを定めるための“問い”によって自分たちのビジョンが明確になっていく。そんな過程を味わいました。

“Que”は、“Question” の “Que”

ソリューション(課題解決)とは、もちろん解決することがゴールです。一方で、今は、経営課題にしてもマーケティング課題にしても、そして社会課題にしても、その課題の設定こそが難しい時代でもあります。その時に、自分たちは、時にはその課題設定から、常に問いを投げかけ、成功を一回り大きなものにする手伝いをしたい、と思っています。そういう意味では、自分たちは決してイエスマンではありません。イエスマンとは「決して問い直したりしない人」のことだと思うからです。

asking the right Questions、自分たちがロゴとともに掲げている言葉には、こういう思いがあります。「大切なのは問いを立てることで、答えを急ぐことではない」チャールズ・ダーウィンも言っています。もちろん自分たちはそんなに答えまでに時間をかけるようなことはしませんのでご安心いただければと思いますが。

“Que”に込めた、もう一つの意味

ひとつの企業の立ち上げ時なので、思いを文章に書くと真面目になってしまいますね。一方で、株式会社Queはどちらかというと楽天家の集まりでもあります。さまざまな困難があっても、問い続けながらも、未来の成功を信じて突き進むことができる、そんな集団だと思っています。そういう意味では、”Question”のあたま三文字が、“Que Sera, Sera = ケセラセラ、なるようになるさ”の”Que“でもあることは、一つのうれしい発見でもありました。

 “正しく”そして“楽天的に”問い続け、答えを探し続ける存在へ

そんなわけで、“Que”には、ふたつの意味を込めました。ブランドやプロジェクト、そしてもっと大きくいうと人や世の中も、「明るく、楽天的に問い続けることによって」、前に進めることができる、そういう想いを持って頑張っていこうかな、と思っております。ケセラセラ。

これから、株式会社Queをよろしくお願いいたします。

YOSUKE MAMIYA
1994年電通入社。2年間のマーケティング局、16年間の営業局勤務を経て、2012年よりCDC。 「戦略とは、課題の言語化である」を戦略立案の芯に据え、戦略から表現まで統合し、あらゆる課題解決業務に従事。関わる領域は、広告コミュニケーションにとどまらず、事業系ソリューション、中長期経営計画立案、インナーのモチベーション・デザインなど多岐にわたる。 2017年に電通より独立。2018年 株式会社 Que 代表取締役CEOに就任。 主な仕事として、キリンビール「一番搾り」「氷結」キリンビバレッジ「午後の紅茶」「FIRE」におけるコミュニケーション・デザイン。 トヨタ自動車「AQUA」「MIRAI」「PRIUS PHV」「C-HR」のコミュニケーション戦略、 NTT ドコモ「2020 東京オリンピック協賛プロジェクト 」、プレナス「ほっともっと」ブランディング・ディレクション、日清食品「カップヌードル」 「UFO 」におけるキャンペーン・プランニングおよび、フロンテッジにおける事業コンサルテーションなど。